【飼い主様必見】クリスマスでも…これは食べちゃダメ!!!

もうすぐクリスマス!!

みんなでパーティーをされるご家族もいらっしゃることでしょう♪

そんな時に、浮かれてしまって愛犬・愛猫に目が行き届かなくなって…

気付いたらアレやコレを食べちゃった!なんてことにならないように気をつけましょう!

まずはドドーン!と絵(リスト)を下に出しますね♬

ドドーン!これ以外にもまだあります…詳しくは病院でもお話ができますのでいらしてくださいね♬

特にこの時期に食卓に並びそうなものを中心に、選りすぐりいたしました!!

それでは、一つずつ見ていくこととしましょう!

①ネギ類

長ネギに限らず、玉ねぎ、ニラ、ニンニクなども含まれます

さらなる注意点としては、煮込んだ汁もキケンだということ!

ネギ類に含まれる成分が、動物さんの赤血球(酸素を運ぶ細胞)を破壊し、

貧血を起こしてしまいます!

発症するまでに少し時間がかかる(食後1日程度~)ことにも注意

例えば、肉じゃがとか、みんなでネギたっぷりの鍋を囲んで食べている時とか、

おつゆだけでも…と言って、うっかりあげてしまいそうな状況に陥りますので、

十分にご注意をお願いします!!

②チョコレート

カフェインの成分が入っており、それが悪さをします

眠気がある時など、何かと我々にとっては役に立つカフェイン(の成分)ですが、

動物さんたちにとっては中毒量になってしまうことも!

異様にそわそわして興奮してしまったり、

さらには心臓や血管などに強く作用すると循環不全も起こしてしまいます

小さなお子様が、自分のおやつのついでにうっかりあげてしまわないよう注意しましょう

③骨つきチキン

フライドチキンそのものが味も濃く、脂っこくてただでさえ危ないのに、

さらに輪をかけて骨がついているとなおキケンです!!

特に骨にかぶりついたときに割れて、そのまま胃腸へ入っていくと、

腸に穴が開く「腸穿孔」という状態になってしまう可能性もあります

重篤になる場合も多いですので、人用のチキンは与えずに、

せめてチキン味の動物さん用おやつを与えましょう

④ケーキ

ケーキも含め、脂っこい、脂質の多いものは

動物さんの胃腸にとって大きな負担となります!!

特に、脂肪分を分解する酵素:リパーゼは膵臓から出されるため、

膵臓への負担が大きくなり、膵炎になってしまうこともあります!!

また、膵炎にならずとも、消化不良を起こすために

ひどい下痢になってしまう可能性もあります

⑤ブドウ

果物の中でも、ブドウについては特別気を付けてください

まだ詳しいメカニズムなどは分かっていないようですが…

ブドウを食べると、腎臓の機能が急に悪くなってしまう(急性腎不全)ことがあります!

ケーキを食べているときなど、果物だし…ちょっとくらい…と思って

うっかり与えてしまうと痛い目に合うかもしれませんのでお気をつけください!

⑥果物(種の大きい種類)

今の時期はさほど食卓に並ぶことはないかもしれませんが、

特に種の大きい桃や柿は気を付けるべき果物の代表格です!

とりわけ身の部分を食べたからと言って問題にはならないと考えられますが、

種と一緒に食べてしまったときに一気にリスクが上がります

猫ちゃんや、比較的小型の犬種:チワワ、ヨーキーなどは、消化管もあまり太くありません

ですので、大きい種が通過できずに止まってしまうことがあります

すると腸閉塞となり、非常に苦しい思いをして、食欲も出ず、

ずっと同じ場所に種がとどまっていると穴が開く(腸穿孔)こともあります

甘くて美味しい天使のような果物も、恐ろしい悪魔へと変貌してしまうことがあるのです

特にクリスマスの時期に陥りやすい事例をいくつかあげてみましたが、

この他にもまだまだ注意すべき食材はいっぱいあります!!

どんなに可愛くても…人間の食べ物をあげることで寿命を縮めかねないので、

十分に気を付けてクリスマス・お正月を過ごしましょうね!!

さらに詳しく話を聞いてみたい!という方はぜひご来院ください!

当院のクリスマスの飾り付けもぜひ見にいらしてくださいね♬

待合室・玄関などではぜひお写真を撮って帰ってください♬

サンタ帽をかぶったワンコ&ニャンコ♬受付でみなさまをお迎えいたします♬

こうたアニマルクリニック

~のどかな田園風景に佇むちいさな動物診療所~

0480-73-0569

この記事を書いた人

伊藤宏太

~のどかな田園地帯に佇むちいさな動物診療所~
「ピアノを奏でる獣医師♬」、院長の伊藤宏太です
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