みなさん、東洋医学や代替医療と聞くと、どのようなことを想像されますか?
ヒトの医療も含めて、西洋医学がずいぶん浸透していることもあり、
半信半疑に思われる方もまだまだ多くいらっしゃるのではないでしょうか?
日本の医学の歴史を少しひも解いて見てみますと…
江戸時代では鎖国の影響もあったとはいえ、日本独自の漢方治療が根付いていました
しかし明治時代になると、国家の方針として西洋医学が主体と変わってしまい、
それまで築き上げられてきた漢方治療が少数派となってしまったのです!!
昨今では、ヒトの医療で、漢方治療を含めた東洋医学が再注目されているようです
動物医療に関しても、東洋医学を理解して積極的に取り入れていくべきであると私は考えています
…ということで、前置きが長くなりましたが、
先日、東洋医学・代替療法に関する学会に参加して知識を吸収してきました!!
ここで、鍼(はり)治療についてちょっとだけご紹介します!
この治療は、経穴(いわゆるツボです)に鍼を刺して刺激を加えることにより、
血流や筋肉の凝りなどを改善させて治療効果を得る方法です
もしかしたら鍼灸師の方から治療を受けたことのある方もいらっしゃるでしょうか?
経穴(ツボ)とは、気(体内のエネルギーだと思ってください)が出入りする場所のことです
また、経穴どうしは線路のようにつながっており、気の流れができています(経絡といいます)
この流れを利用することで各臓器や神経などに効果をもたらすことができます!!
鍼の先はこんなに細く、ワクチンなどで使われる注射針とは比較にもなりません!
痛みはほとんどないと言えるでしょうが…気分的に緊張していたり、体に力が入りすぎたりしていると
痛みを感じやすかったり、効きも悪くなりやすいといえるでしょう
鍼灸治療に入っていくためには、これまでの治療歴や、生活環境、性格などのお話もよく聞いた上、
お互いがなるべくリラックスした状態をつくる必要があります
ゆっくり時間をかけて診察させていただきますので、必ず事前にご予約をお願いいたします
0480ー73-0569